記事一覧

1939年の登場以来、デザインを大きく変えてこなかったIWCの「ポルトギーゼ」。

IWC「ポルトギーゼ」の文字盤の進化を振り返る
IWCポルトギーゼは、機能性とクラシカルなデザインを両立したモデルである。高い精度に加えて、視認性の高い文字盤を加えることで、このモデルは時計業界における定番となった。加えてインデックスの製法を変えた2001年以降、ポルトギーゼは文字盤のバリエーションを増やすようになった。視認性を踏まえつつ、エレガンスを増していったその進化を改めて振り返りたい。

「ポルトギーゼ」の誕生と歴史的背景(1939年)

1939年に誕生した、IWCスーパーコピー代引き専門店の「ポルトギーゼ」。ケース径42mmと、当時としては大型な時計であった。
1939年、ポルトガルの船乗りたちの依頼により、IWCはポルトギーゼを開発した。当時の標準的な腕時計のサイズは直径30mm程度。しかしIWCは視認性を高めるために大型の42mmケースと大きな文字盤を採用した。ムーブメントには懐中時計用の高精度なCal.74を搭載し、あえて余白を広げた文字盤と細長いリーフ針、そして視認性の高いアラビア数字のインデックスが特徴となった。このデザインは、航海用時計として求められる高い視認性をもたらすだけでなく、ポルトギーゼに定番らしさをもたらした、この文字盤は当時の懐中時計から転用したものだったが、結果として、ポルトギーゼのアイコンとなったのである。

視認性とデザインの進化(1990年代)

1998年に誕生した、自動巻きムーブメントCal.79240を搭載した「ポルトギーゼ・クロノグラフ」Ref.3714。ムーブメントのベースはETA7750だ。
オリジナルモデルのアラビア数字インデックスと細身のリーフ針を引き継いだのが、1993年の「ポルトギーゼ・ジュビリー」(Ref.5441)である。このデザインは、1998年の「ポルトギーゼ・クロノグラフ」(Ref.3714)にも転用され、ポルトギーゼのパブリックイメージを決定づけた。これは細いリーフ針とエンボス加工のインデックス、そしてカボション状のミニッツインデックスというジュビリーのデザインを継承していたが、ETA7750を改良したクロノグラフムーブメントを載せることで、縦ふたつ目に改められていた。加えてこのモデルは、クロノグラフとは思えぬほど細いクロノグラフ針を採用することで、機能性を強調したクロノグラフとは一線を画したデザインを打ち出すことに成功した。

1939年のデザインを巧みにモダナイズした、ポルトギーゼ・クロノグラフの文字盤。IWCはこのデザインを「ポルトギーゼ 2000」にも転用することで、ポルトギーゼをひとつのコレクションとすることに成功した。しかし、文字盤と一体成形されたエンボスインデックスのため、文字盤のバリエーションを増やすことは難しかった。インデックスが邪魔するため、下地に繊細な処理を加えられなかったのである。

そのためIWCはポルトギーゼのインデックスを、プレスで打ち抜いたエンボスから立体的なアプライドに改めた。その結果、ポルトギーゼは文字盤に様々な色を持てるようになったほか、わずかに視認性も改善された。加えて、2012年にはケースが自社製に変更され、時計としての高級感はいっそう増した。

文字盤のさらなる進化(2018年~)

2018年に発表された「ポルトギーゼ・クロノグラフ "150イヤーズ"」の青文字盤のモデル(Ref.IW371601)。
創立150周年にあたる2018年、IWCは「ポルトギーゼ・クロノグラフ」Ref.3716を発表した。見た目は従来のRef.3714に同じだが、ムーブメントが刷新された。今までのETA7750(またはその代替機)を改良したムーブメントではなく、自社設計のCal.69355を搭載することで、耐久性と精度、そして巻き上げ効率を大幅に向上させたのである。そしてこのスペシャルなモデルにIWCは今までにない試みを加えた。それが磨きあげたラッカー仕上げの文字盤である。もっとも、ポリラッカーの仕上げを極端に高めたのもまたIWCらしい。R&Dの責任者を務めるステファン・イーネンは「モデルによって異なるが、ラッカーは最大12層仕上げになっている。あえて何層にも分けることで、文字盤に深みを与えたかった」と説明する。乾燥に時間はかかるが、仕上げは圧巻だ。これはアプライドインデックスで多様性を増した文字盤の、ひとつの完成形と言えるだろう。

文字盤のさらなる進化(2024年)

IWC「ポルトギーゼ・オートマティック 40」Ref.IW358402
2024年に発表された、「ポルトギーゼ・オートマティック 40」。自動巻き(Cal.82200)。31石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約60時間。18KWGケース(直径40.4mm、厚さ12.4mm)。5気圧防水。288万7500円(税込み)。
そしてIWCは、ポルトギーゼの文字盤をさらに進化させた。2024年に発表された「ポルトギーゼ・オートマティック 42」と「ポルトギーゼ・オートマティック 40」は、風防がボックス状に改められ、ベゼルはかなり細く絞られた。また側面を細く見せるため、裏蓋にも立体的なボックスサファイアがあしらわれた。そのため裏蓋はねじ込みではなくネジ留めになったが、防水性能は5気圧に向上した。

IWC「ポルトギーゼ・オートマティック 42」Ref.IW501705
同じく2024年にラインナップに加わった、「ポルトギーゼ・オートマティック 42」。自動巻き(Cal.52011)。31石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約7日間。SSケース(直径42.4mm、厚さ13mm)。5気圧防水。196万3500円(税込み)。
大きくなった文字盤を強調するためか、文字盤にはシルバームーン、オブシディアン(ブラック)、デューン、ホライゾンブルーの4色を追加。いずれの文字盤も下地を処理した後、表面にクリアラッカーを15層施して研ぎ上げるという凝りようだ。ラッカーの厚塗りは150周年モデルで採用されたものだが、光り方が抑えられ、表面もよりフラットになったのが大きな進化である。もっとも、文字盤で一層見るべきは、同年の「ポルトギーゼ・エターナル・カレンダー」だろう。

文字盤表現の極北、ポルトギーゼ・エターナル・カレンダー(2024年)
ポルトギーゼ・エターナル・カレンダー
IWC「ポルトギーゼ・エターナル・カレンダー」Ref.IW505701
4年に一度のみならず、100年おきの閏年の調整も行うセキュラーカレンダーを搭載した2024年発表モデル。4500万年に1日しか誤差が生じないダブルムーン™表示も必見だ。自動巻き(Cal.52640)。54石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約7日間。Ptケース(直径44.4mm、厚さ15mm)。5気圧防水。要価格問い合わせ。

ジュネーブ・ウォッチグランプリで「金の針賞」を受賞したこのモデルは、3999年までのカレンダー表示と4500万年に1日しか狂わない月齢表示を備えた史上空前のカレンダーウォッチである。IWCはこのユニークさを強調すべく、文字盤にも工夫を凝らした。それがサファイアクリスタル製の文字盤だ。

3999年までの正確なカレンダーを可能にしたプログラミングホイールを見せるべく、IWCはあえてドーム状のサファイアを風防だけでなく、文字盤そのものに採用した。しかし、プログラミングホイール以外の場所を白くペイントすることで、ポルトギーゼに求められる機能性を盛り込んだ。

興味深いのは、文字盤の固定方法だ。ポルトギーゼに限らず、ほとんどすべての機械式時計の文字盤は真鍮製だ。そこに脚を立て、ムーブメントに直接固定している。しかしサファイアでは脚を立てるのは難しい。これだけ重い文字盤を、IWCはどう固定しているのかは分からないが、少なくとも、他社が真似するのは難しいだろう。

結論
1939年から基本的には変わらぬデザインを受け継いできたポルトギーゼ。しかし、アプライドインデックスの採用は、IWCの得意とするさまざまな色を、ポルトギーゼに加えるようになった。さらに、磨きあげたラッカー仕上げも、2018年以降はものにするようになった。クラシカルな意匠で人気を集めるポルトギーゼ。その大きな文字盤は、実のところ、優れた仕上げを示すには、絶好のキャンバスなのである。

2024年に発表された時計からベスト5を選んでもらう企画。

1位:パルミジャーニ・フルリエ「トリック プティ・セコンド」18Kローズゴールドモデル
1996年、ブランド創業時に創業者ミシェル・パルミジャーニ氏が最初にデザインした「トリック」。2021年に同ブランドのCEOに就任したグイド・テレーニ氏のもと、新生トリックとなって今年登場。代名詞とも呼べるローレット加工のベゼルに伝統的なグレイン仕上げの文字盤、ル・コルビジェ氏のカラーパレットにインスピレーションを受けた色合いなど、ミニマルなルックスに反して奥ゆかしく、極めて上品で豊かな時計にため息が止まらなかった。

パルミジャーニ・フルリエ トリック
パルミジャーニ・フルリエ「トリック プティ・セコンド」Ref. PFC940-2010001-300181-JP
手巻き(Cal.780)。27石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約60時間。18KRGケース(直径40.6mm、厚さ8.8mm)。709万5000円(税込み)。(問)パルミジャーニ・フルリエ pfd.japan@parmigiani.com

2位:グランドセイコー「エボリューション9 コレクション 手巻メカニカルハイビート36000 80 Hours モデル」
大人気“白樺シリーズ”の手巻き式ドレスウォッチとも呼べる本作。

文字盤、ケース、ムーブメントの美しさはもちろんのこと手巻きの音・感触も心地よい。サイズも大きさ38mm台、厚さ9mm台に滑り込んだのは素晴らしいと個人的に大拍手。しかも「エボリューション9 シリーズ」の特徴である低重心によって腕乗りの安定感が増し、加えて「ブリリアントハードチタン」で軽さと硬さも確保。約80時間パワーリザーブの手巻き式とあって、カルティエスーパーコピー代引き専門店総合力がかなり高いドレスウォッチに仕上がっている。

グランドセイコー エボリューション9
グランドセイコー「エボリューション9 コレクション 手巻メカニカルハイビート36000 80 Hours モデル」Ref.SLGW003
手巻き(Cal.9SA4)。47石。3万6000振動/時。パワーリザーブ約80時間。ブリリアントハードチタンケース(直径38.6mm、厚さ9.95mm)。日常生活用防水。152万9000円(税込み)。(問)セイコーウオッチお客様相談室(グランドセイコー) Tel.0120-302-617

3位:パルミジャーニ・フルリエ「トンダPF マイクロローターノンデイト」
このベスト5企画に同じブランドから2本入れても良いのだろうか? そう迷いつつも、自分の気持ちに正直にランクイン。

「トンダ PF」シリーズは毎年この企画で上位に入れているほど、その控えめな美しさと余裕感、そして何より自分のために作られたのかと思うほどのしっくりくる着け心地に、心底惚れている。また、マイクロローターとノンデイトのコンビネーションは個人的に理想的な組み合わせ。ゴールデン・シエナの文字盤も他にはない絶妙な暖かい色味で、程よい“外し感”としても活躍しそう。

パルミジャーニ・フルリエ トンダPF マイクロローターノンデイト
パルミジャーニ・フルリエ「トンダ PF マイクロローターノンデイト」Ref. PFC914-1020021-100182-JA
自動巻き(Cal.PF703)。29石。2万1600振動/時。パワーリザーブ約48時間。Pt×SSケース(直径40mm、厚さ7.8mm)。100m防水。370万7000円(税込み)。(問)パルミジャーニ・フルリエ pfd.japan@parmigiani.com

4位:ジャガー・ルクルト「レベルソ・トリビュート モノフェイス」
歴史的なアイコニック時計の1本にも数えられるであろう名作ウォッチ。1931年のオリジナルとほぼ同じケースサイズを持つこの新作は細腕の方々に喜ばれたはず。より薄く小ぶりになったことでシェアウォッチとしても活躍の期待大。フォーマルシーンからカジュアルシーンまで似合う懐の深さがあり、インターチェンジャブルシステム採用のストラップで色を変えれば活躍の幅はさらに広がる。

ジャガー・ルクルト「レベルソ・トリビュート・モノフェイス」Ref.Q7168420
手巻き(Cal.822)。19石。2万1600振動/時。パワーリザーブ約42時間。SSケース(縦40.1×横24.4mm、厚さ7.56mm)。3気圧防水。139万9200円(税込み)(問)ジャガー・ルクルト Tel.0120-79-1833。

5位:ノルケイン「ワイルドワン スケルトン コーラル」
時計界の台風の目と個人的には思っているノルケイン。同社が2022年に“究極のスポーツウォッチ”としてリリースしたのが「ワイルドワン」。200m防水、5000Gの耐衝撃性、COSC認定の精度、新素材のNORTEQ(ノルテック)など語りポイントは多いが、ずば抜けた軽さとフィット感が特に素晴らしいと感じている。これはスポーツをする時のみならず、日常生活においても大きなメリットとなる。中でも今年新作のコーラルはビビットなハツラツとしたカラーがこの時計のキャラにあっており、個人的に一番刺さった。文字盤がスケルトン仕様で、中のムーブメントがキラキラと光り、高級感が感じられるのも所有感を満たしてくれるポイント。

ノルケイン ワイルドワン スケルトン コーラル
ノルケイン「ワイルドワン スケルトン コーラル」Ref.NNQ3000QBR2AS/B013/3W1RBR1.20BQ
自動巻き(Cal.N08S)。26石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約41時間。ノルテックケース(直径42mm、厚さ12.3mm)。200m防水。90万2000円(税込み)。(問)ノルケインジャパン Tel.03-6864-3876

総評
今年は筆者の時計観が大きく変わった年である。

筆者は元々ロレックスの「サブマリーナー」を買ってから時計の面白さに気づき、続いて購入したセイコーの「SKX007」で完全に時計の沼にハマった、いわば“ダイバーズウォッチ出身”の人間であった。

しかし色々と時計コレクションを増やしていく中で、理由は分からないが一番テンションの上がる時計がグランドセイコーの「4420-9000(通称44GS)」であった。

そして今年購入したのがA.ランゲ&ゾーネの「ランゲ1」。かねてから憧れていた夢の時計ということもあるかもしれないが、とにかくテンションが上がる。

そこで、はたと気がついた。「あれ……俺、ドレスウォッチが好きかもしれない」と。

ドレスウォッチはダイバーズウォッチと対極にある時計。それが故に、自分の中での衝撃は大きかった。

なぜドレスウォッチが好きなのか?自分なりにその要素を分解していくと、薄い・軽い・小ぶりというところにたどり着いた。つまり快適な時計である(その上で綺麗だとなお良い)。

今年も例年と同じく欲しい! と思った5本を紹介させていただいたが、今回の挙げた5本はいずれもこの要素をどれかしら満たしている。

ドレスウォッチが4本を占める中でノルケインのワイルドワンだけが異色だが、ドレスウォッチに勝るとも劣らない快適性を備えているので、その点不思議ではない組み合わせかと。

しかし時計の世界は奥深い。

自分自身とはなんぞや? 「何時を知る」ではなく「汝を知る」ための道具になりつつあると感じた2024年。

来年も楽しく探求していきます。

時計ハカセが選ぶ「1本」はIWCのRef.810。

本記事では、彼の「思い出の1本」として、IWCのRef.810を取り上げる。「すごく良い時計、というわけではない」。しかし手放しては買ってを繰り返してきたこの時計の、「いい悪い、好き嫌いを超えた先にある何か」とは?

お金はない、IWCスーパーコピー代引き専門店でも時計は欲しい
時計を仕事にして20年を超える。最初の10年は全く食えず、多少食えるようになったら、時計の値段はうなぎ登りに上がってしまった。そして編集長とやらになったら、円安で価格は暴騰だ。時計の神様は、よっぽど筆者に時計を買わせたくないらしい。一時期はひがみっぽく思ったが、最近は諦めてしまった。

もっともお金がないながらも、良い時計、好きな時計は買ってきたつもりだ。趣味人としてはそうだし、職業人としてはなおさらだ。時計は買わないと分からない、という意見に与するつもりはないが、全くの的外れでもないと思っている。少なくとも欲しいという情熱を持って対象を見ないと、見方はおざなりになっていく。偉そうに語る資格はないが、食欲を持ち続けないと良い料理は作れない、のである。

お金はない、でも時計は欲しい。幸いなことに、筆者が欲しい地味な手巻き時計は、全く人気がなかった。ミネルバの「ピタゴラス(ピタゴール)」、クロノスイスの「オレア」、ブランパンの「ヴィルレ ウルトラスリム」に、IWCの「Ref.810」などなど。余裕があったらオメガ「ルネサンス 1894」にも手を伸ばしただろうが、20代、30代の自分に買えるだけのお金はなかった。結果として残ったのは、出来が良い割に球数が多く値段の安いIWCのRef.810だった。今でこそちょっと値段は上がっているが、探せばまだまだ格安の個体はある。

広田雅将 IWC オールドインター Ref.810

現在筆者の愛用するRef.810。何世代目かは忘れました。自分で言うのも何だけど、これは程度の良い個体。もっとも、防水ケースの810で極端に程度の悪いものは少ない。


買っては手放しを繰り返した、手巻きのCal.89搭載モデル
IWCのCal.89というキャリバーは、1946年から1974年まで、約22万6000個が作られたと言われている。長らく生き延びたのは、精度が高く、コンパクトだったためだ。直径11.5リーニュ、厚さ4.25mmというサイズのおかげで、Cal.89は大きなゴールドケースにも、SS製の小さな防水ケースにもフィットした。ちなみにIWCには、10リーニュのCal.40*系という手巻きもある。こちらはCal.85系自動巻きのベースとなったもので、コンパクトながらも精度の出る機械だった。初出は1953年。1960年代後半から70年代初頭に見られるIWCの手巻きは、大体この40*系の搭載機だ。

1930年代以降、IWCは防水ケースの開発に苦心してきた。1930年代から40年代に見られるのは、気密性の高い「Hermet」ケースである。その後、裏蓋とミドルケースを一体化させた2ピースケース(Cal.85やCal.852搭載機、Cal.89の初期型に見られる)や、パッキンを噛ませたポコ蓋などを採用してきたが、成功したとは言いがたい。Ref.600番台の一部モデルで、IWCはようやくねじ込み式の裏蓋を採用したが、あまり普及はしなかった。Ref.600番台ケースで唯一成功を収めたのは、Ref.666「インヂュニア」である。

そんなIWCが作り出した防水ケースが、1960年代半ば以降のRef.800番台だ。ねじ込み式の裏蓋はRef.600番台に同じだが、ステンレススティールの質が良くなり、明らかに防水性能は改善された。個人的な意見を言うと、Cal.854系を載せたRef.810Aや820などは、いまだに普段使いできるアンティークウォッチの最右翼だ。それこそCal.560系自動巻きを載せたオメガや、Cal.1500系を載せたロレックスぐらいには。

広田雅将 IWC オールドインター Ref.810

800番台ケースは、IWCとしては珍しくねじ込み式の裏蓋を持っている。パッキンさえ入れ替えれば、今なお防汗ぐらいの性能はある。
ただ筆者は手巻きが好きだったので、あえて自動巻きではなく、手巻きのCal.89搭載機ばかりを買ってきた。買っては手放しを何十回も繰り返してきたのは、いつでも買えるという安心感があったからだ。ただし日本の市場にあるまともな個体は、自分で言うのも変だが、自分の手元を通り過ぎたものばかりだ。小さな傷やインデックスの曇りなどを見れば大体分かる。結局Ref.810探求の旅は諦めて、以前自分が売り飛ばした個体を再び買い直すことになった。

「普通」の象徴が、IWCのRef.810
広田雅将 IWC オールドインター Ref.810

精度を計測中のRef.810。一昔前の設計だけあって拘束角は42度と低め。ただしテンプが320度近く振れててるのは立派だ。ビートエラーは要調整か。
 手巻きのRef.810はすごく良い時計、というわけではない。そもそも自動巻きを載せるためのRef.800番代ケースを手巻きに転用したのだから、オメガの「ムーンウォッチ」ほどではないが、リュウズが巻きづらいし引き出しにくい。しかもリュウズのパッキンを効かせてあるため、1940年代や1950年代のCal.89搭載機ほど、嬉しくなるような巻き心地を持っているわけでもない。バーインデックスと針、そして筋目仕上げのシルバー文字盤もひたすらに地味だ。時々知り合いのジャーナリストなどが褒めてくれるが、半分以上はお世辞だろうと思っている。

でも筆者は、なぜかこの時計を好み、何度も買ってきた。離れても結局ここに帰ってきてしまうのだ。つまりはいい悪い、好き嫌いを超えた先にある何か。

時計の世界は面白いが、欲とメンツが渦巻く世界でもある。マトモでない筆者がどうにかここまで続けてこられた一因は、そういう世界と無縁だった、つまりたまたま普通でいざるを得なかったためだろう。仮に30代に大金持ちになっていたなら、その後、この世界に残れたとは思えない。今思うに、そんな「普通」の象徴がIWCのRef.810だったんじゃないか。

残念ながら、これからの筆者がいきなり偉くなったり、小金持ちになることはなさそうだ。今後も、今までと同じように、地味に取材をし、記事を書き、話しをするだけだろう。昔は正直、それを認めるのは心苦しかったが、今ようやく「これが自分です」と語れるようになった。

ちなみに手持ちのRef.810には、松下庵さんがストラップを作ってくれた。身分不相応なベルトが付いたRef.810は、相変わらず地味だが、ちょっとばかりよく見える。長く続ければ、たまにはいいこともあるさ。手元のRef.810はそう教えてくれるように思えてならない。

ヴィンテージのオーデマ ピゲ ディスコヴォランテをHands-On。

ようやくジェラルド・ジェンタ(Gerald Genta)がデザインして“いない”時計をお見せできる。ジェンタは50年代と60年代に何百というデザインをひとつ15フランで作成していたため、彼が実際に手がけていないものでも彼の功績とされることがある。しかしオーデマ ピゲはディスコヴォランテ Ref.5093のデザインを手がけた人物について明らかにしている。

オーデマピゲスーパーコピー代引き 口コミ第1位は時折、インディペンデントデザイナーと仕事をすることもありました。そのなかには1950年代にディスコヴォランテ Ref.5093をデザインした、ドイツ人デザイナーのゲブハルト・デュヴェ(Gebhard Duve)もいました」と、素晴らしいサイトであるAPクロニクルズで述べている。オーデマ ピゲはまたデュヴェによる1952年のスケッチも公開している。

audemars piguet disco volante sketch
いやぁ、私はアーカイブのスケッチが大好きなんだ。1952年、デザイナーのゲブハルト・デュヴェがジャック=ルイ・オーデマに贈ったスケッチ。このスケッチからRef.5093 “ディスコヴォランテ”が生まれた。Image: Courtesy of AP Chronicles

 歴史のなかでいつの間にか混同され、今ではジェンタの功績として語られていることが多い。私も数日前にソーシャルメディア上でその間違いを繰り返してしまった。誤りを指摘してくれたジェフ・スタイン(Jeff Stein、ホイヤーについて関係者以上に詳しい!)には大いに感謝している。

ap disco volante
だから間違ってるんだってば、Google! また私の妻はGoogle検索の最後がいつも疑問符で終わることをバカにしてくるが、私はただ丁寧に接しようとしているだけなのだ。

 デュヴェは1950年代に上記のデザインスケッチを、オーデマ ピゲの創設者の孫のひとりでブランドのクリエイティブを担当していたジャック=ルイ・オーデマ(Jacques Louis Audemars)に見せ、それが最終的にRef.5093 ディスコヴォランテ、すなわちイタリア語で空飛ぶ円盤という名前の時計になった。その他の多くの素晴らしい文献が示すようにディスコヴォランテのルーツはアール・デコに強く根ざしている。オメガやヴァシュロンなども円盤型ケースを作っていたものの、デュヴェによる1950年代のアレンジによって洗練されたそのアイデアは、ミッドセンチュリーデザインの世界をさらに押し広げるものであった。

 Ref.5093は50年代から70年代にかけて少数だけ生産されたようだ。サイズは直径36mmでラグがない。ダイヤルやベゼルの組み合わせは多数あり、ホワイトゴールド(WG)やイエローゴールド(YG)、(より希少な)プラチナ(Pt)のモデルも見つけることができる。今回はHindman Auctionsで昨日8255ドル(日本円で約130万円)で落札されたこのYGのディスコヴォランテとともに時間を過ごすことができた。

vintage audemars piguet disco volante
1974年当時、これを着用してオフィスに現れたときのことを想像してみてほしい。

 オーデマ ピゲ ディスコヴォランテのことは以前からずっと気になっていたが、じっくり有意義な時間を過ごしたのはこれが初めてだった。まずこの時計の約3mmというケース厚(風防のクリスタルを含めるともう数mm増える)に驚かされた。広いベゼルと比べると特に薄く感じる。このディスコヴォランテのベゼルにはクロスハッチパターンが見られ、外縁にはクル・ド・パリのギヨシェが施されている。やや古風なデザインで、パテックのRef.3919やRef.6119のようでもあるがもう少し尖っていて、まるで60年代のグレイトフル・デッドのライブでグリルドチーズサンドを食べるのが好きなオジサンを見たときのような気持ちだ(これが私のカトリックジュニアハイスクールの8年生の神学教師を説明したものだと言ったら信じられるだろうか?)。

 話はケースの形状だけにとどまらない。ストラップはケースに留められた機能ネジによってケースバックの下部に結合されている。これによりケースの薄さと丸みが強調されている。そのためストラップの交換(または代わりとなるストラップを探すこと)は非常に面倒そうだ。クイックリリースのバネ棒やブレスレットについての愚痴は、高級時計に関する新しい記事で言って欲しい。なおブレスレット一体形のゴージャスなRef.5093も存在している。

audemars piguet disco volante
ストラップはケースバックでケースと一体化している。

audemars piguet disco volante
そしてケースの厚さはわずか3mmだ。

 ディスコヴォランテのダイヤルには、スイスのルツェルンを拠点とする小売店、ギュベリンのサインが入っているものが多い。それ以外のポイントを挙げるとしたら、ダイヤルには非常にシンプルなクロスデザインが見られる。多少の傷はあるものの70年代のドレスウォッチとしては想定の範疇で、Ref.5093でもよくある程度のものだ。

audemars piguet disco volante
 ディスコヴォランテのダイヤルデザインでも特に私のお気に入りは、外縁がゴールドで輝くマルチトーンのものだ。上の写真のダイヤルは少し平坦な印象を与えるかもしれないが、こちらのマルチトーンダイヤルには深みがある。コレクターのアレクサンドル・トリッツ(Alexandre Tritz、彼はレジェピのためのストラップを作っている)の手元には私が見たなかでもっともゴージャスな個体があり、彼はみんなに楽しんでもらえるならといくつかの写真を快く提供してくれた。

audemars piguet disco volante
サテン仕上げを施したゴールドのトラックがダイヤルを際立たせている。Images: Courtesy of Alexandre Tritz

vintage audemars piguet disco volante
vintage audemars piguet disco volante
「オーデマ ピゲのRef.5093は私が愛する時計のひとつですが、その理由は本当にうまく説明できません」と、私がこのリファレンスへの思い入れについて尋ねたときトリッツは語った。「洗練とシンプルさのバランスが絶妙なんです。かつて偉大なコレクターが私に言いました『シンプルな時計を複雑に見せるのは簡単だが、複雑な時計をシンプルに見せるのは非常に難しいことだ』、と。ディスコヴォランテはまさに、この言葉を完璧に体現しています」

 ディスコヴォランテのベゼルとダイヤルの組み合わせは、シンプルなものやツートンカラーのものだけではない。ぜひお好きなものを選んで欲しい。もし私が間違っているというのであれば、どうぞご自由に。

ap archives disco volante
ディスコヴォランテのバリエーションを示すオーデマ ピゲの資料画像。

 ディスコヴォランテの内部にはオーデマ ピゲによる厚さわずか1.64mmの超薄型手巻きムーブメント、Cal.2003が搭載されている。ルクルトとヴァシュロンとのコラボレーションによって設計されたこのムーブメントは、40年代に発表された当時はもっとも薄いものであった(フレデリック・ピゲのCal.21並だ!)。

“かの有名な八角形ケースに限らず、オーデマ ピゲの時計はそのシェイプが素晴らしい”という話は今年すでに散々してきたため、これ以上詳しくは述べない。詳しく知りたいなら、こちらやこちらを参照して欲しい。とはいえディスコヴォランテは、リマスター02のように左右非対称の怪物的な時計よりはまだ一般的なもののひとつであり、より多くの本数が生産されている。今日においては“ポップカルチャー”との結びつきがオーデマ ピゲというブランドを際立たせる要因となっているのだとしたら、20世紀中旬ごろのオーデマ ピゲを定義していたのはデザインと真のウォッチメイキングのかけ合わせによるものである。

ディスコヴォランテを収集したくなってきたんじゃない?
white gold audemars piguet disco volante
Amsterdam Vintage Watchesが最近販売したゴージャスなWGのディスコヴォランテ。

 単一のリファレンスに対して非常に多様なバリエーションがあるため、価格は幅広く変動している。先月イタリアのオークションで、ツートンのダイヤルを持つYGのディスコヴォランテが1万6000ドル(日本円で約250万円)で落札された。Hindmanの個体のようにダイヤルこそ完璧ではないものの、十分にいい状態だった(ちなみにイタリアのオークションハウスよ、TOP画像のダイヤルの傷をPhotoshopで修正しているのを私たちが見逃すとは思わないで欲しい)。Amsterdam Vintage Watchesは2022年に、ブレスレット付きでWGのディスコヴォランテを2万5000ユーロ(日本円で約420万円)で提供していた。完全にきれいなダイヤルに出合わない限り、これ以上のコンビネーションは見つからないだろう。したがってこれがマーケットにおける最高値ということになる。一方、状態の悪い個体は数千ドルという安値で売却されていた。

furlan marri disco volante
ファーラン・マリがディスコヴォランテをモダンにアレンジ。

 Hindmanのディスコヴォランテはいたって平均的な結果で着地したが、入札者が複数いたことはこのリファレンスに対する人々の強い関心を示している。おそらく昨今の”小振りかつドレッシーで、デザイン重視の時計を好む”トレンドによるものだろう。このことは数多くの考察記事やHODINKEE Radioでの話題にもつながった。

 ディスコヴォランテについては先週、ファーラン・マリが空飛ぶ円盤のような時計を発表したことでちょっとした注目を集めている。しかし個人的には、あまりメタな話題には深入りしたくない。ただこのクールなデザインは、私にとって非常に魅力的だ。

 ということでゲブハルト・デュヴェと彼の素晴らしいディスコヴォランテに乾杯。

ロサンゼルスには20以上のブランドと数百人の時計愛好家が集まり、

インターセクトウォッチショーは2021年に誕生した。ノダス ウォッチがブルワリーで主催したシンプルな時計ミートアップであり、パンデミックの影響で45人に制限された参加者を迎え、そしていくつかの友好的なブランドが展示のために時計を提供した。

先週ダウンタウンのロングビーチで開催されたインターセクト ロサンゼルス 2024には600人以上の参加者が集い、私はそのうちのひとりだった。インターセクトはもともとロサンゼルスから始まり、オースティンやアトランタでもイベントが開催され、さらに多くの開催地が計画されているが、今回のイベントはこれまでで最大の規模であった。20以上のブランドが参加し、フォーメックス、ノダス、ジャックメイソンの3ブランドが共同でインターセクトの組織と運営を行った。

インターセクトは規模と野心を拡大しながらも、当初のブルワリーで行われていたミートアップの雰囲気をほぼ維持している。この日のショーは、一般的に社会通念上許容される時間より少なくとも1時間前には、コールドコーヒーではなくたっぷり注がれたビールが提供された。フードトラックからは30個のタコス・アル・パストールが注文され、真夜中を過ぎてもロングビーチに来ることができる人たちのために配られた。

少なくとも数回は、地元のコレクターとともにソファに座り、彼らが所有するヴィンテージやマイクロブランドウォッチなどが詰まったウォッチロールを広げる場面があった。これがインターセクトを一般的な“トレードショー”とはひと味違ったものにしている。依然として時計は販売されていたし、実際にいくつかは売れたが、どちらかというと気軽な集まりといった雰囲気である。

私は1日中カメラを構え、スーパーコピー時計 代金引換優良サイトブランドの展示はもちろん南カリフォルニア中から集まった時計愛好家たちの手首に輝く時計まで、あらゆるものを見て回った。会場であるブルワリーの2階にある風通しのいい空間では、クラフトビールや驚くほど美味しいニューヨークスタイルのピザが提供されるなど、リラックスした雰囲気である。賑わってはいたものの、しばらくぶらぶらしてから自身の時計について話をしたい人のためのスペースも用意されていた。ショー自体で利益を上げるのではなく、参加ブランドが運営費を分担しているため少しゆったりとしたムードであり、ショーを“価値あるもの”にしようとするプレッシャーも少ない。

次回のインターセクトショーは11月にテキサス州オースティンで開催される予定だ。詳細は彼らのサイトで確認してもらうとして、ここではロサンゼルス版の写真をお楽しみいただきたい。

ノダス×レイブンによるトレイルトレッカーは、参加ブランドから発表された今年の新作のなかで最もお気に入りの1本。ジェームズ(・ステイシー)もこちらのレビューで気に入っているようだ。ノダスとレイブンの両ブランドもインターセクトL.A.に参加していたようだ。

ノダスの創業者であり、インターセクトウォッチショーの発案者でもあるウェスリー・クウォック(Wesley Kwok)氏。

彼はノダスのセクターGMTを着用。

クリストファー・ウォード ベル カントは、このようなショーでは常に目立つ存在である。そのチャイムを聞くために人々が列をつくり、その音色はいつも驚きとよろこびをもたらす。

スタンダード H(Standard H)のウェスリー・スミス(Wesley Smith)氏は、ストラップ・ハビットとのコラボレーションによる新しいストラップをIWC トリビュート・トゥ・3705にセットし、身につけていた。

ヴェロ オープンウォーター 38

マットのスティールケースとセラコートベゼルが、楽しくも控えめな雰囲気を醸し出している。

ヤヌス・モーターサイクルズとのコラボレーションによるロリエ ランブラー(8月発売予定)。36mmのヘサライト風防、ミヨタ製ムーブメントを搭載し、価格は500ドル(日本円で約7万7000円)だ。ヴィンテージの雰囲気がトラブルなしで味わえる。

クリストファー・ウォード スーパーコンプレッサーの楽しいアレンジ。そう、これはダイバーが潜水する際、水圧を利用して裏蓋をガスケット(パッキン)に押し付けることで防水性を高める、本物のスーパーコンプレッサーケースである。

ミドーの“レインボーダイバー”(のちほど登場)をほうふつとさせるデザイン。

フォーメックス フィールド オートマティック。サンドブラスト仕上げのチタン製だ。

ワンちゃんも大歓迎。

アスター&バンクスの新しいシーレンジャー M2をチェックしている。こちらはふたつのリューズとインナー回転ベゼルを備えている。

最高のGMTマスター 6542。

この素晴らしいコレクターは、“Watches In The Wild: アメリカ時計大紀行 エピソード3”にて、別の時計を着用している様子を見ることができる。

ジャックメイソン ストラトオータイマー GMT

シールズの“シーストーム”モデル...これは素晴らしいスキンダイバーウォッチだが、私はブランドの次なるデザインに期待している。

先日リリースされたノダス キャニオン “スターリーナイト”は、マット・ファーラー(Matt Farah)氏とのコラボレーションにより誕生した。ブルーの文字盤は夜空からインスピレーションを得ており、ゴールドアクセントのパーツが少しドレスアップした雰囲気を加えている。

文字盤が主役だが、私はノダスがキャニオン(およびほかのいくつかのモデル)で採用しているリューズも気に入っている。しかも、このリューズはねじ込み式だ。

Mk IIは、おなじみのヴィンテージやミリタリークラシックに現代的なアレンジを加えたモデルだ。

カルティエのサントスを身につけながらクリストファー・ウォードの商品を眺めるのには、何かとても魅力的なものがあると思う。

ヴィンテージのロレックス デイトジャスト 1601、グレーの“ゴースト”ダイヤル。

新しいファーラー モノプッシャー GMT。

フォーメックス エッセンス“スペースゴールド”。フォーメックスとその姉妹会社であるデメックスは常に革新を続けており、その新しいゴールドメテオライトダイヤルはその一例である。

フォーメックスはメテオライトをカッティングしたあと、それを18Kローズゴールドでメッキする方法を考案した(メテオライトは鉄分を多く含むため電気メッキが可能なのだ)。

ゴールドといえばヴィンテージのゴールドホイヤー カマロだろう。

シェイ(Shay)氏がオリンピックの精神を感じさせるオメガ シーマスターを眺めている。

ジギーとノダス。

マリン インスツルメンツ スキンダイバー。ポーラーダイヤル、ブラックPVDケース、そして気の利いたベゼルインサートが、洗練された美しいダイバーズウォッチを生み出している。

パテック フィリップが40mmサイズのキュビタスを発表

ああ、キュビタス...パテック フィリップにとって25年ぶりとなる新コレクションである。その発表がいかに待ち望まれ、また憶測を呼んだかを語るには、“非常に”という言葉すら控えめである。昨年10月に最初の3モデルが発表された際(グリーンダイヤルにスティールケース、ブルーダイヤルにローズゴールドとのコンビケース、そしてプラチナケースにブルーダイヤルを備えたカレンダーモデル、いずれも直径45mm)、キュビタスコレクションが2024年でもっとも物議を醸すリリースとなったのは間違いない。

キュビタスは、パテックが仕掛けた4次元チェスにおける見事な一手だと評価する者もいた。一方で45mmというサイズは大きすぎる上に安直であり、角張ったデザインにノーチラスからそのまま拝借したようなブレスレット、そして個性的なケース形状にもかかわらず専用設計ではないムーブメントを搭載していると批判する声もあった。どちらの立場であろうとも、コミュニティ内で次第に共有されていった共通認識があった。それはどのみち売れるということ、そして間違いなく小型ケースのバリエーションが今後登場するだろう、ということである。

しかし多くの人が予想していなかったのは、最初の発表からわずか5カ月後に、新たな小型化されたキュビタス(複数形はキュビタイ?)が登場することであった。そう、Watches & Wonders 2025に合わせて、ミディアムサイズのキュビタスが姿を現したのである。ケース径はより現実的な40mm、ケース厚は8.5mmとなり、ホワイトゴールド製のキュビタス 7128/1Gと、ローズゴールド製のキュビタス 7128/1Rの2モデルがラインナップされる。従来の大型キュビタスモデルと同様、いずれもサンバースト仕上げのダイヤルを採用し、WGは淡いブルーグレー、RGは同系色のブラウンを組み合わせたカラーリングとなっている。

ダイヤルに合わせて水平のエンボス模様を施した自動巻きCal.26-330 S C/434は、スクエア型のケースバックに収められ、ハック機能を備える。両モデルとも、パテック フィリップコピー代引きそれぞれの貴金属製ブレスレットが組み合わされ、ロック可能なアジャストメントシステムと、パテックによる特許取得済みの4つの独立した爪で固定されるフォールディングクラスプを搭載する。

7128/1Gおよび7128/1Rの価格はともに1213万円(税込)だ。

我々の考え
小型のキュビタスを望んでいた人々にとっては、“願えば叶う”といったところだろう。それも、かなり早く叶ったようである。このプロダクトラインにおける戦略展開は個人的に興味深い。というのも、通常であればこうしたバリエーションの追加はもう少しあとに行われ、最初の3モデルにある程度スポットライトを当て続けるものだと考えていたからだ。そもそもこの5カ月のあいだに、最初の3モデルは一体どれほど納品されたのだろうか?

cubitus 40mm
物議を脇に置き、純粋にプロダクトとしてこの2モデルを見るならば、小型化によってキュビタスのやや無骨なフォルムに、ほんのりとエレガンスが加わったといえるだろう。おなじみのパテックらしいダイヤルカラーを採用したこの2モデルは、プロダクトとしても所有する時計としても間違いなくより安全な選択肢である。だからこそこれらは少し遅れて登場したのかもしれない。まずは賛否両論を呼ぶ新しいコンセプトで注目を集め、そのあとにこの2モデルを登場させれば、むしろ普通に見えるというわけだ。

パテックは商品説明のなかで“すべての手首にフィットするように設計した”と述べているが、これは元のモデルが大きすぎたことを、ある意味暗に認めているのではないかと思わせる。はたしてこれらがファミリーのなかで、よりドレッシーな存在となるのかどうか...それは、実際に手に取って確かめるしかない。

cubitus 40mm
今後数日にわたってお届けするWatches & Wondersの最新情報にもぜひ注目して欲しい。すべての新作情報は、こちらで随時チェックできる。

基本情報
ブランド: パテック フィリップ(Patek Philippe)
モデル名: キュビタス(Cubitus)
型番: 7128/1G(ホワイトゴールド)/7128/1R(ローズゴールド)

直径: 40mm
厚さ: 8.5mm
ケース素材: ホワイトゴールドまたはローズゴールド
文字盤: 水平エンボス仕上げのブルーグレーまたはブラウン
インデックス: アプライド
夜光: あり
防水性能: 30m
ストラップ/ブレスレット: ロック機構付きアジャストメントシステム搭載ブレスレット

ムーブメント情報
キャリバー: 26-330 S C/434
機能: 時・分表示、センターセコンド、日付表示
直径: 27mm
厚さ: 3.59mm
パワーリザーブ: 最小35時間~最大45時間
巻き上げ方式: 自動巻き
振動数: 2万8800振動/時(4Hz)
石数: 30
追加情報: ジャイロマックステンプ、スピロマックスヒゲゼンマイ搭載

価格 & 発売時期
価格: 1213万円(税込)
発売時期: パテック フィリップ正規販売店
限定: なし

ロレックスのGMTマスター IIにグリーン仕様が登場。

左利き用として2022年に登場したモダンなGMTマスター IIが、今回新たにホワイトゴールド製のケースをまとって再登場。ベゼルはグリーン×ブラックのカラーリングを引き継ぎつつ、ダイヤルにはハイテクセラミック素材を採用したグリーンカラーが与えられている。見た目の配色は従来と同じだが、重厚なホワイトゴールドケースにより、装着感は大きく変化しているだろう。

Rolex GMT-Master II Left Hand In White Gold With Green Dial
注目すべきは新しいダイヤルで、これはストーンダイヤルと同様の手法で製作されている。つまり、素材となるディスクを真鍮製のプレートに取り付ける方式だ。ベゼルと同じセラクロム素材で作られているため、ダイヤルとベゼルのグリーンの色味が一致するようになっている。ムーブメントには、パワーリザーブ約70時間を誇るCal.3285を搭載。1日あたり±2秒の精度を誇るスーパーレイティブクロノメーター認定を受けており、“Flyer”仕様の独立可動式の時針と24時間針を備えている。日付表示とリューズは、“レフティ”仕様のこのGMTでは9時位置側に配置されている。

Rolex GMT-Master II Left Hand In White Gold With Green Dial
ホワイトゴールド製の“レフティ” GMTマスター II(Ref.126729VTNR)の価格は706万2000円(税込)。すでに店頭に並び始めているはずなので、すばやく動けば……、運がよければ手に入るかもしれない。

我々の考え
今年が、ロレックスコピーがここ数十年で最大の技術的進化(ランドドゥエラーにおいて披露されたダイナパルス エスケープメント)を発表した年でなければ、この新しいダイヤル素材の採用は間違いなく大ニュースとして扱われていただろう。というのも、ロレックスは通常ごく小さな改良を積み重ねていくブランドだからだ。GMTマスター IIの70周年を祝う手段として、セラクロム製ダイヤルを選ぶとは誰も予想していなかった。だが、それでもクールであることに変わりはない。

Rolex GMT-Master II Left Hand In White Gold With Green Dial
グロッシーな質感のセラミック製グリーンダイヤルは、GMTマスターにとって興味深い選択だ。とはいえ、ホワイトゴールド製の“ペプシ”がブラックダイヤルからブルーダイヤルに変更され、さらにメテオライトダイヤルが復活したことを踏まえれば、これまで比較的控えめだったこのコレクションがどんどん大胆な方向へ進化しているのも納得である。

基本情報
ブランド: ロレックス(Rolex)
モデル名: GMTマスター II(GMT Master-II)
型番: 126729VTNR

直径 40mm
厚さ: 12mm
ケース素材: 18kホワイトゴールド
文字盤色: グリーンセラクロダイヤル
インデックス: アプライド
夜光: クロマライト
防水性能: 100m
ストラップ/ブレスレット: イージーリンク付きホワイトゴールド製オイスターブレスレット

Caliber 3285
ムーブメント情報
キャリバー: 3285
機能: 時(独立可動式)・分表示、センターセコンド、24時間表示、日付表示
パワーリザーブ: 70時間
巻き上げ方式: 自動巻き
振動数: 2万8800振動/時
石数: 31
クロノメーター認定: ±2秒/日(ケーシング後)

価格 & 発売時期
価格: 706万2000円(税込)
発売時期: 発売中
限定: なし

パテック フィリップ 新作はアイボリーラッカー仕上げのダイヤルを備えたRef.5524G-010

2015年に発表されたオリジナルのRef.5524G-001(ブルーダイヤルのWG仕様)に代わるもので、先月ひっそりと生産終了となったモデルに取って代わる存在だ。今回の新作は、ブランドのカタログにおけるこのモデルの地位を改めて確立し、“これからも残るモデル”であることを明確に示している。2015年当時、このモデルは賛否両論を呼んだ(多くの愛好家が知るパテックらしくない外観だったため)ものの、年月を経るごとにカラトラバ・パイロット・トラベルタイムは愛好家たちのあいだで密かな人気モデルとなっていったのである。

A Patek ref. 5524G-010
新リファレンスは、42mmのWG製ケースと自動巻きCal.26-330 S C FUSを踏襲しつつ、これまでのコックピットを強く意識したブルーダイヤルを廃し、よりフィールドジャケットを羽織ってレンジファインダーを近所に持ち歩く、もう少し一般的な外観へと様変わりした。

ダイヤルはアイボリーラッカー仕上げとなり、植字されたブラック仕上げのWG製アラビア数字インデックスには、ダイヤルの色味に近い夜光塗料が充填されている。ローカルタイムはインデックスと調和する大型の夜光入り剣型針によって示し、一方でホームタイムは追加されたスケルトン仕様の時針によって表示される。パテック フィリップコピーこれまでのバージョンと同様、9時位置と3時位置にはデイ・ナイト表示窓が備わり、それぞれのタイムゾーンにおけるAM/PMを示す。日付表示は6時位置に配されている。

ケース左側面に備えられたプッシャーは、ローカルタイムの時針を前後にジャンプさせるためのもので、誤操作を防ぐためにねじ込み式が採用されている。ストラップは新たにファブリックのような質感を持つカーキグリーンのコンポジット素材となり、WG製のクレビス型ピンバックルが組み合わされている。これはパイロット用のハーネスに着想を得たディテールである。

今回の新作は、2018年に登場したブラウンダイヤルのローズゴールド製Ref.5524R-001と並んでコレクションに加わることとなった。また同時に5524G-001の正式な生産終了も発表された。パテック フィリップはこの新たなWG仕様が、2015年のオリジナルモデルの後継機であることを明言している。

5524G-010の小売価格は964万円(税込)である。

我々の考え
カラトラバ・パイロット・トラベルタイムは、パテック フィリップのカタログに登場してから今年で10周年を迎える。そのことを念頭に置き、さらに今月初めに5524G-001がウェブサイトから姿を消したことを考えれば、新たなWGリファレンスが登場することは予想できた。しかし意外だったのは、この仕様そのものである。グリーン、特にカーキグリーンはパテックが好んで用いる色調(Ref.5168G-010を参照)であるとはいえ、今回のダイヤルが持つモノクロームの雰囲気はこれまでにない新鮮さを感じさせる。

Patek Philippe Ref. 5524G-010
このタイミングで、過去10年にわたるパテック フィリップの美学の変遷を振り返るのは興味深い。2015年当時、オリジナルのカラトラバ・パイロット・トラベルタイムは衝撃的な存在であった。率直に言って、多くの人々がこのモデルを好まなかったのだ。常に堅実で保守的とされるパテックにしてはあまりに大胆な一手だったからである。しかしその後、5524G-001は時計界で確かな存在感を示し、支持層を獲得するに至った。そのあいだにパテックはこのデザイン言語をさらに発展させ、2019年のRef.5172、2022年のRef.5326、そして2023年にはRef.5924やRef.5224といったモデルを発表してきた。この美学の始まりこそ、まさに“驚嘆”をもたらしたカラトラバ・パイロット・トラベルタイムのリリースであった。

新たに採用されたラッカー仕上げのアイボリーダイヤルは、前作に比べるとやや肩の力が抜けた印象を与えるかもしれないが、その真価は実際にこのリリースをハンズオンで取り上げるHODINKEEのチームメンバーに委ねたい。カーキグリーンのストラップは、昨年の人気モデルであるRef.5330Gのファブリック調の質感と、Ref.5164や5065をはじめとするアクアノートのカルト的な人気を誇るオプションストラップの色味を融合させた、間違いなく“勝ち”のディテールといえる。

Patek Philippe Ref. 5524G-010
基本情報
ブランド: パテック フィリップ(Patek Philippe)
モデル名: カラトラバ・パイロット・トラベルタイム(Calatrava Pilot Travel Time)
型番: 5524G-010

直径: 42mm
厚さ: 10.78mm
ケース素材: ホワイトゴールド
文字盤: アイボリーラッカー仕上げ
インデックス: アプライドによるブラック仕上げのホワイトゴールド製アラビア数字
夜光: あり
防水性能: 30m
ストラップ/ブレスレット: カーキグリーンのファブリック調コンポジット素材、WG製クリビス型ピンバックル

ムーブメント情報
キャリバー: 26-330 S C FUS
機能: 時・分表示、センターセコンド、日付表示、ローカル/ホームタイム表示(デイ/ナイトインジケーター付き)、日付表示
直径: 31mm
厚さ: 4.82mm
パワーリザーブ: 最小35時間~最大45時間
巻き上げ方式: 自動巻き(21Kゴールド製センターローター)
振動数: 2万8800振動/時
石数: 29
追加情報: 総部品数290点、パテック フィリップ・シール取得

価格 & 発売時期
価格: 964万円(税込)
限定: なし

大塚ローテック「7.5号」 抽選販売の応募開始 シリアル0番は国際時計博物館(MIH)の収蔵品へ

片山次朗氏が手掛けるユニークなデザインの大塚ローテック。

ユニークな世界観を持ちながら、信頼と実績のミヨタベースムーブメントに考案したオリジナルの表示モジュールを組み合わせる、と言う古き良き独立時計師的な手法で信頼性とリーズナブルな価格も実現していることは素晴らしいと思います。

片山氏の経歴が変わっていて、トヨタ車のデザインに従事した後、フリーのプロダクトデザイナーとして活躍している際に旋盤をたまたま手に入れたことから時計を作り始めたとのことです。

片山氏がラ・ショー=ド=フォンの国際時計博物館に向かうためスイスに滞在していた際にお会いし、色々話をしました。
スーパーコピー時計 代金引換優良サイト新作7.5号のシリアル0番は国際時計博物館(Musée international d’horlogerie:MIH)の収蔵品となりました。

引き続き取材を続けたいと考えていますが、まずは新作7.5号のニュースを引用します。

大塚ローテック「7.5号」抽選販売の応募開始
片山次朗の時計ブランド「大塚ローテック」。新仕様の7.5号の抽選販売の応募を6月1日(木)から受け付けます。

□7.5号
ケース上面にターレット状の3つの窓を配置したデザインと、ジャンピングアワー機構による時間表示が特徴。MIYOTA製ムーブメントに自社製モジュールを搭載し、瞬時に切り替わるアワー(時)と、ディスクによる分・秒がそれぞれの窓に表示される。

内部モジュールとケース内側のクリアランスを最小限に抑え、ケース径は40ミリ。エッジと丸みを組み合わせた外観に表情を持たせるためヘアライン仕上げとサンドブラスト仕上げを使い分けている。

新仕様(2023~)
旧モデル7.5号から、動作安定性と耐久性の向上を図るために設計、使用素材、加工方法を改良。また、外装のケース素材をSUS303からSUS316Lに、風防をミネラルガラスからサファイアクリスタルガラスに、そしてアワー表示のレンズもアクリルから特注サファイアレンズに変更。更にブランドロゴを刻印した尾錠と専用デザインのストラップを採用した。

スペック

<機能>
ジャンピングアワー、分ディスク、秒ディスク
駆動方式:自動巻

<ムーブメント>
MIYOTA82S5+自社製ジャンピングアワーモジュール
(自動巻、24石、毎時21600振動、パワーリザーブ約40時間)

<ケース>
ケース径:40mm
ケース厚:11.2mm
素材:ステンレススチール(316L)
ケース仕上げ:サンドブラスト仕上げ・ヘアライン仕上げ
ケースバック:シースルーバック
防水性:日常生活防水

<風防>
サファイアクリスタルガラス(無反射コーティング、指紋防止コーティング)
サファイアクリスタル製魚眼レンズ(無反射コーティング、指紋防止コーティング)

<ストラップ>
ストラップ:カーフレザー
ラグ幅:20mm

<生産国>
日本
税込価格:297,000円
1年保証

□大塚ローテック 片山次朗
カッコいいクルマに憧れ、デザイン学校を卒業後は自動車デザインの仕事に就く。その後プロダクトデザイナーとして独立し、乗り物やヘルメット、家電製品などのデザインに携わる。

そんな中、たまたまネットオークションで卓上旋盤を手に入れ、見様見真似で金属加工を始める。思いのほか楽しくなってきたが、自宅台所に置いてある旋盤でクルマは作れない。

「そうだ、腕時計のケースを作ってみようかな。」と、時計作りを始めたのが2008年頃、30代半ばであった。

時計は道具でありながらも身に着けて使う事ができることが楽しく、置いてあるだけでも嬉しいことを発見。
このころから自然と腕時計にもクルマと同じような魅力を感じるようになっていった。

日々プロダクトデザイナーという本業をこなす傍ら、黙々と機械加工の本を読み始める。
そして世界の独立時計師の素晴らしい作品を見つけては、その部品、機構、工具、手法などを独自に調べ真似し始め、いくつかの腕時計を完成させる。

2012年にはその販売を始めるまでになり、今に至る。

□抽選販売の詳細
大塚ローテック公式ECサイト上にて、新仕様7.5号(税込価格:297,000円 / 送料無料 / 1年保証)の抽選販売をいたします。
ECサイトの技術的な制約上、下記2つの条件を満たした方のみご応募いただけます。

① 日本国内の発送先(海外への発送は現在受け付けておりません)をお持ちの方
② 日本国内で発行されたクレジットカード(VISA、マスターカード、アメックス、JCB)でお支払い可能な方

<抽選販売応募受付期間>
2023年6月1日(木)午後12時 ~ 6月22日(木)午後12時

<当選・落選発表日>
2023年6月26日(月)
(応募いただいた方全員に合否のメールが送信されます。同日メールが届かない場合は、お手数ですがご連絡ください。)

<お届け予定日>
2023年7月3日(金)以降順次発送

<与信取得期間>
ご応募いただいた日から当選・落選のメールをお送りした数日後まで
※システム上、抽選前のお申込みの段階で落選の場合でも一旦引き落としとなり、後に自動で返金となります。
カード会社によって返金期間が異なりますので、事前にご確認ください。

<決済期間>
2023年6月26日(月)

<返品交換、キャンセルについて>
商品に不良がある場合、返品対応させて頂きますが、お客様都合による返品、交換は承ることができません。
当選確定後は直ちに発送の準備を行いますので、キャンセルが出来ません。
何卒、熟考のもとお申込みをお願い致します。

<購入制限>
ロレックススーパーコピー 代金引換優良サイト同一のお客様が複数当選された場合も、お一人様1点のみのご購入とさせて頂きます。
※複数当選された場合は、1点以外の注文はキャンセルとさせて頂きます。

<次回の抽選販売>
尚、7.5号の次回の抽選販売は、2か月後を予定しております。
事前に販売スケジュールの連絡を希望の方は、公式ECサイト上のContact Usより「次回販売スケジュール希望」と明記して、お名前とメールアドレスを送信してください。

オーデマ ピゲとマーベルのコラボレーション第二弾「ロイヤル オーク コンセプト トゥールビヨン "スパイダーマン"」発表~

ロイヤル オーク コンセプト トゥールビヨン "スパイダーマン"~ オーデマ ピゲとマーベルのコラボレーション

オートオルロジュリー マニュファクチュール、オーデマ ピゲは、2021年に始まったマーベルとのコラボレーションの第二弾、ロイヤル オーク コンセプトトゥールビヨン"スパイダーマン"を発表しました。この42 mmのチタンとブラックセラミックのタイムピースでは、伝統の技術と未来的なテクノロジーの融合から生まれたオープンワークを最大限に展開し、マニュファクチュールのコンプリケーションの豊かな創造性をアピールしています。
このモデルは、ブランドがオートオルロジュリーの世界にとどまらず、ポップカルチャーなど異なったカルチャーの領域にインスピレーションを求める積極的な姿勢をよく表しています。250本限定のロイヤル オーク コンセプト トゥールビヨン "スパイダーマン" にはもう一本のユニークピースがあり、こちらはオークションに出品後、その利益が非営利団体のファーストブックとアショカ協会に寄付されます。いずれも若い人々に変化を起こすエネルギーとポジティブな影響を与えるための活動をしている団体です。


オープンワークで表現されたロイヤル オーク コンセプト トゥールビヨン "スパイダーマン" は、マーベルのスーパーヒーローをダイヤルとケースバックに見事に再現しました。©オーデマ ピゲ提供 © 2023 MARVEL提供

身近なヒーロー
2021年に発表されたロイヤル オーク コンセプト "ブラックパンサー" フライングトゥールビヨンに続き、オーデマピゲ スーパーコピーマーベルとのコラボレーション第二弾はマーベルで人気のスーパーヒーローの一人、"スパイダーマン" が登場します。
スパイダーマンは世界中に大きなファンのコミュニティがあり、マーベルファミリーとコミュニティの価値観を広めています。

このスーパーヒーローはコミック、ビデオゲーム、グッズなどに展開され、ポップカルチャー現象として非常に成功しています。誕生から60年以上たった現在、オーデマ ピゲとマーベルはこの素晴らしいアイコンにトリビュートを捧げます。

『オーデマ ピゲとの新しいコラボレーションを実現し、文化的アイコン をフィーチャーした"スパイダーマン"の ウォッチコレクションの誕生を祝いたいと思います。この企画は、世界中の人々に愛され続けるスパイダーマンの魅力を表現すると共に、今日の若者たちにパワーを与える二つの素晴らしい非営利団体への寄付を行うものです。』ポール・ジッター(ディズニー コンシューマー プロダクト グローバルブランド販売、ゲーム&出版 副社長)

スパイダーマンはたちまち人気者となりました。ごく普通の若者、ピーター・パーカーは、ある日放射能を浴びたクモに噛まれた後、自身にスーパーパワーが生まれたことに気づきます。このスーパーパワーを手にしたピーターは「偉大な力を持つ者はそれだけの責任を負う」という信念のもとに行動するようになります。

同様にファーストブックとアショカの団体に対するオーデマ ピゲのコミットメントもこの哲学に基づいています。このようなチャリティ活動は2021年、ロイヤル オーク コンセプト "ブラックパンサー" フライングトゥールビヨンの発売と共に始まりました。


目くるめくようなオープンワーク
42 mmのチタンケースはブラックセラミックのベゼルとリューズとのコントラストを演出。ロイヤル オーク コンセプト トゥールビヨン"スパイダーマン"のオープンワーク ムーブメントがヒーローの姿を見事に描き出しています。

キャリバー2948をベースとした新しい手巻きキャリバー2974は、オーデマ ピゲのエンジニア、時計師、クラフツマンたちが完成させた光を美しく通すオープンワーク アートです。ムーブメントの構造を最小限に簡略化し高度な透明感を出すことに成功し、サファイアクリスタルを通してスパイダーマンのキャラクターが空中に浮かんでいるかのように立体的に表現されています。

キャラクターのシルエットと質感を出すにあたり、まずホワイトゴールドのブロックからCNCマシンで切り出します。スーパーヒーローの衣装の下半分はレーザー加工で質感の違いを出しテキスタイル調に仕上げられます。この加工は複雑な機械プログラミングを要するもので、多くのテストを重ねて納得の行く成果を求めます。その後、修正やレーザーによるエングレービングを手作業で施し、一つ一つがユニークピースとして完成します。

最後に手作業のペイントを施し、マットなレッドとメタリックブルーの有名なツートンデザインに仕上げます。この段階でペインターは影をつけるなどして、スパイダーマンの姿に奥行きを与えます。ウォッチ全体に広がるスーパーヒーローの部分だけで50時間以上かかり、ル・ブラッシュのクラフツマンたちはでき得る限り最高の成果を追求しています。

ダイヤルはブラックPVD加工のゴールドのアワーマーカーとアラビア数字を交互に配し、同じ素材の針がその上を回ります。全てはポリッシュ仕上げで、ホワイトの蓄光処理が暗闇でブルーに輝き、スパイダーマンの世界を彷彿とさせます。

時計づくりの伝統を伝える洗練された装飾が施され、マニュファクチュールのデザインコードをなぞっています。ケースの上面と底部はポリッシュとサテン仕上げを組み合わせ、側面はサテン仕上げでまとめています。ムーブメントにはライン仕上げ、サンドブラスト、ポリッシュなどいくつかの装飾が施されています。

『このマーベルとのコラボレーション第二弾では、マーベルの世界で最も人気の高いスーパーヒーローの一人、スパイダーマンをテーマにしました。偉大なパワーを持つ者はそれだけの責任を負うと語るヒーローです。私たちはこの機会にファーストブックとアショカとの取り組みを再開しました。若者たちに変化を起こすことを促し、自らが日常のヒーローになるべく活動を続けています。』フランソワ-アンリ・ベナミアス(オーデマ ピゲCEO)

交換可能なブレスレット
42mm径のロイヤル オーク コンセプトは今回初めて交換可能ストラップ システムを採用しました。ストラップとバックルを自身で簡単に交換することができます。
ロイヤル オーク コンセプトトゥールビヨン "スパイダーマン" にはブラックXグレーのラバーストラップとチタンのAPバックルがついています。さらにマーベルの有名なスーパーヒーローのスーツに合わせたブラックXレッドのラバーストラップが付属しています。
ユニークピースのロイヤルオーク コンセプト トゥールビヨン "ブラックスーツ スパイダーマン" はベルベット調のブラックラバーストラップを組み合わせています。さらにテキスタイル加工のホワイトステッチが施されたブラックカーフスキン レザーストラップが付属しています。

250本限定のモデルですが、ユニークピースが1本制作されています。
その名はロイヤル オーク コンセプト トゥールビヨン "ブラックスーツ スパイダーマン"。このユニークピースはホワイトゴールドケースで、蜘蛛の足のモチーフで飾られています。

ケースにレーザーエングレービングした蜘蛛の足をルミネサントなハイブリッドセラミックで埋めています。さらに研磨してから背景に蜘蛛の糸をレーザーエングレービングします。
ブラックセラミックのベゼルとケースバックを組み合わせ、ケースバックには " Royal Oak Concept Unique Piece" とエングレービングされています。ダイヤルにはブラックスーツのスパイダーマンが見えます。これは1980年代のコミック内、特に1984年の「The Amazing Spider-Man #252」でスーパーヒーローが何度か身を包んだ衣装を参考にしています。あまり知られていないバージョンかもしれませんが、そのためにタイムピースはよりユニークで神秘的なものとなっています。暗闇でグリーンに光る蓄光処理を施した針とアワーマーカー、スーツの一部もミステリアスな雰囲気を演出します。


長期的なコラボレーション
このマーベルとのコラボレーションは2021年に始まり、オーデマ ピゲにとってはオートオルロジュリー以外の世界、特にポップカルチャーとエンタテインメントの領域にインスピレーションを求めるという挑戦でもありました。

オーデマ ピゲ財団主導のもと、マニュファクチュールは非営利団体のファーストブックとアショカとの提携を始めました。これは「タイム フォー チェンジ」を通じて行われています。この運動のイニシアチブは "Dream, Act, Change Our World"(夢、行動、世界を変える)というもので、変化を起こすことにより教育の機会均等を進めるという活動です。
ファーストブックとアショカはあらゆる機会を捉えて、低所得層の阻害されたコミュニティの若者たちがチェンジメーカーになることのできる機会とリソースを提供しています。2021年4月、ロイヤル オーク コンセプト "ブラックパンサー" フライングトゥールビヨンのユニークピースを始めとするいくつかのロットをオークションに出品しました。この収益を寄付することによりプロジェクトを支援しています。米国での活動のネットワークでは、25,000人のファーストブック教育者たちが5才から18才までの750,000人の児童と若者に教育を提供しています。
最初のオークションからの寄付ではチェンジメーキングに関する50,000冊以上の書籍が配布されました。教育者たちは無料の実践的な素材を使い、若者たちに「夢、行動、世界を変える」ためのパワーを提供するべく活動しています。若者たちの才能を伸ばし、学業や職業、人生設計を可能にするための能力を育てることを目指します。プログラムはブラジル、英国、ナイジェリア、カナダ、インドネシアに広げ国際的に拡大させることを考えています。
この長期的な提携を続ける中で、オーデマ ピゲは新しいロイヤル オーク コンセプト トゥールビヨン "ブラックスーツ スパイダーマン"タイムピースというユニークピースと、他のいくつかのロットをオークションに出品します。オークションの利益はファーストブックとアショカに寄付されます。


ドバイのイベントでロイヤル オーク コンセプト トゥールビヨン 限定モデル"スパイダーマン"を発表し、ユニークピースと2つの商品をオークションに出品

2023年5月26日、オーデマ ピゲは、2021年に始まったマーベルとのコラボレーションの第二弾、ロイヤル オーク コンセプト トゥールビヨン"スパイダーマン"を発表しました。この250本限定モデルはスーパーヒーローの立体的なシルエットをあしらった、目くるめくようなオープンワーク ムーブメントを搭載しており、ドバイで行われたローンチイベントでは、このモデルのユニークピースと2つの商品がオークションに出品されました。

その売上は、社会の変化を求める若者たちの運動を支援する二つの非営利団体、ファーストブックとアショカに寄付されます。


変革の担い手たちを支える夕べ
新しいロイヤル オーク コンセプト "スパイダーマン" 限定モデルとユニークピースは、ドバイの超高層ビル、セントラルパーク タワーで開かれたイベントで紹介されました。ミシュラン三つ星のシェフ、ビョーン・フランツェン創作のカクテルがふるまわれる中、フリークライマーのアレクシス・ランドーのパフォーマンスをヘロン・プレストンのダイナミックなDJミュージックが盛り上げ、多くのゲストがパーティを楽しみました。オークションは世界各地のAPハウスでライブ中継されました。

オークションの売上額、トータル$8.5Mは、オーデマ ピゲが支援するファーストブックとアショカが二年前に米国で開始した教育プログラムに寄付されます。テーマ「変革の時:夢、行動、世界を変える」と名付けられたこのプログラムは、変化を促すパワーを通じて教育の機会均等を進めることを目的としています。教育者と介護者たちに必要なツールを提供し、歴史的に取り残された地域の恵まれない家庭の若者たちにチェンジメーカーとなるためのインスピレーションとパワーを与えます。プログラムはブラジル、英国、ナイジェリア、カナダ、インドネシアに広げ国際的に拡大させることを考えています。

2021年4月、オーデマ ピゲはロイヤル オーク コンセプト "ブラックパンサー" フライングトゥールビヨン ユニークピースのオークションを通じて、25,000人の教育者、そして5才から18才までの米国の若者約750,000人を支援しました。この第一号の支援は、オーデマ ピゲとファーストブック/アショカとの長い協力関係の始まりです。この最初のオークションにより、チェンジメイキングに関する50,000冊以上の本が配られ、教育者たちはチェンジメイキングのパワーについて意識を高めるためのアクションに必要なツールを得ることができました。

今日この協力活動は、スパイダーマンの世界にインスパイアされたタイムピースにより、さらに強いメッセージを伝えます:「大きな力には大きな責任が伴う」。
このローンチイベントで行われたオークションで、ロイヤル オーク コンセプト "ブラックパンサー" フライングトゥールビヨン ユニークピースは、$6,200,000(約8億6千万円)で落札されました。

[マーベルエンタテインメント]
マーベルエンタテインメントLLCはウォルトディズニー社の完全子会社で、世界有数のキャラクターエンタテインメント製作会社の一つです。これまで75年以上にわたり8000以上の人気キャラクターを生み出し、様々なメディアで展開されています。マーベルのキャラクターはエンタテインメント、ライセンス、出版界でフランチャイズ販売されています。— 詳しくはこちらからmarvel.com
© 2023 MARVEL

[ファーストブック]
1992年ワシントンDCに創設された501(c)3の非営利団体であるファーストブックは、教育の機会均等運動のリーダーです。30年以上の活動期間にファーストブックは、トータル20億ドル以上に相当する2億冊以上の本と教科書を頒布してきました。ファーストブックは、恵まれない子供たちに教育を提供することが、彼らが貧困から脱出する最善の道であると考えています。ファーストブックは、障害を乗り越え質の良い教育を提供するために55万人以上の教師、本屋、校外授業講師などのネットワークを通じて、恵まれない子供たちを支援しています。何百万冊もの質の高い新品の本と教科書と生活必需品を無料で、非営利オンラインサイトのファーストブックマーケットプレイス(表彰)で頒布しています。ファーストブックのネットワークは、恵まれない子供たちに教育の機会を与える公式・非公式の教育者たちの最大で最も成長しつつあるコミュニティーです。
ファーストブックは教育の幅と質を深めるため、いくつかの企業で構成されるファミリーを通じて活動しています。その中にはファーストブックが保有する調査会社ファーストブックリサーチ&インサイツ、ファーストブック アクセレレーターを始めとする企業があり、参加可能な教育者のリソースと調査戦略を通じて子供たちを教室に送るための活動を行っています。ファーストブック インパクトファンドは、過疎地域や児童向け教科書の多様性がますます増大する状況など、ニーズのあるエリアをターゲットとしてサポートします。
詳しくは firstbook.org、またはフェイスブックとツイッターで最新ニュースをご覧ください。


[アショカ]
アショカは「誰もがチェンジメーカー」という世界への道を開いています。世界最大のチェンジメーカー、社会イノベーションのネットワークとして、世界90か国から4000名以上の起業家が集まるアショカは社会に大規模な変化をもたらすための一助となることを願っています。アショカはイノベーターたちの起業を支援し、目標の成長を見守り、協働しながら、全体のシステムを見直して社会の変容に影響を与えることを目指しています。この団体を1980年に設立したビル・ドレイトン氏は、世界で最大のパワーは起業家の手にあるアイデアであると言います。アショカは社会の変容を実現させるため、世界の起業家リーダーたちのビジョンを実行しています。このビジョンは変化する世界の中で「誰もがチェンジメーカー」であるとし、誰もが共感、チームワーク、リーダーシップ、変革の重要なスキルを実行する世界を目指しています。— www.ashoka.org


[オーデマ ピゲ財団]
オーデマ ピゲ財団は1992年以来、環境問題の中でも特に世界各地の森林保護のための活動と、若者への周知プログラムの運動を行っています。森林の保全、子供たちへの環境問題の教育、生物多様性の回復、伝統的な知識の評価などが財団の優先事項です。支援プロジェクトを通じて、持続可能な開発のサイクルについて地域の人々の参加により、情報を共有するアプローチを進めています。
財団はオーデマ ピゲの伝統的な価値観を基盤とし、国際社会における自社の社会的責任を監督しています。


時計づくりのノウハウ、テクノロジー、ポップカルチャーを融合させたユニークピース
ロイヤル オーク コンセプト トゥールビヨン"スパイダーマン"のユニークピースには1984年のコミック「The Amazing Spider-Man」#252に出てくるブラックスーツに身を包んだスパイダーマンが表現されています。

この姿のスーパーヒーローはあまり知られていませんが、タイムピースに神秘的な魅力を与えています。暗闇の中でグリーンに輝く針とアワーマーカー、キャラクターの一部によりその神秘性がさらに高まります。

伝統の時計づくりのノウハウに最新のテクノロジーを融合させたロイヤル オーク コンセプト トゥールビヨン "ブラックスーツ スパイダーマン" は、ホワイトゴールドケースに蜘蛛の足のモチーフがエングレービングされています。ケースはまずレーザーでスパイダーの足を彫り、そこにルミネサントなハイブリッドセラミックを埋めます。その後に研磨してから背景に蜘蛛の巣を繊細なレーザーグレービングで表現。

ブラックセラミックのベゼルとケースバックを組み合わせ、ケースバックにはホワイトで " Royal Oak Concept Unique Piece" とエングレービングされています。

ユニークピースのロイヤルオーク コンセプト トゥールビヨン "ブラックスーツ スパイダーマン" はテキスタイル調のブラックラバー ストラップを組み合わせています。さらにホワイトステッチのテキスタイル調ブラックカーフスキン レザーストラップが追加で付属しています。

“Seek Beyond.”
⟪時計の先へ。想像の先へ。⟫


【仕様】
ロイヤル オーク コンセプト トゥールビヨン "スパイダーマン" / 42ミリ
26631IO.OO.D002CA.01

[機能]
トゥールビヨン、時、分。

[ケース]
チタンケース、ブラックセラミックのベゼルとねじ込み式リューズ、反射防止加工サファイアクリスタルとケースバック、5気圧防水
ケース厚:15ミリ

[ダイヤル]
オープンワークムーブメント、手描きのゴールド製3Dのスパイダーマンのキャラクター、蓄光処理を施したゴールドのアワーマーカーと針。

[ブレスレット]
ブラックとグレーラバーの交換可能ストラップ、APフォールディングバックル。ブラックとレッドのラバーストラップが追加で付属。


[ムーブメント仕様]
手巻きキャリバー2974
外径 32.25ミリ (14 ¼ リーニュ)
厚さ 5.82ミリ
部品数 197
石数 19
パワーリザーブ 約72時間
振動数 3 Hz (21 600振動/時)

限定:250本
価格要:問合せ
発売日:2023年 6月以降順次入荷予定


ロイヤル オーク コンセプト トゥールビヨン “ブラックスーツ スパイダーマン” / 42ミリ
26632CN.OO.D100CA.01

[機能]
トゥールビヨン、時、分。

[ケース]
エングレービングを施した18Kホワイトゴールドケース、ハイブリッドセラミックのグリーンのルミネサントなパターン、ブラックセラミックのねじ込み式リューズ、サファイアクリスタルとケースバック、5気圧防水。
ケース厚:15ミリ

[ダイヤル]
超人気のオーデマピゲスーパーコピー 代引きオープンワークムーブメント、手描きによるホワイトゴールド3Dのスパイダーマンのキャラクター、蓄光処理を施したホワイトゴールドのアワーマーカーと針。

[ストラップ]
ベルベット風のブラックラバー交換可能ストラップ、APフォールディングバックル。ホワイトステッチのタキシード加工ブラックカーフレザーストラップが付属。

[ムーブメント仕様]
手巻きキャリバー2974
外径 32.25ミリ (14 ¼ リーニュ)
厚さ 5.82ミリ
部品数 197
石数 19
パワーリザーブ 72時間
振動数 3 Hz (21,600振動/時)

ユニークピース
落札価格:$6.2M


【お問い合わせ】
オーデマ ピゲ ジャパン
03-6830-0000

[オーデマ ピゲ]
オーデマ ピゲは、今なお創業者一族(オーデマ家、ピゲ家)によって経営される最も歴史あるラグジュアリーウォッチブランドです。1875年以来ル・ブラッシュを拠点に、型破りなトレンドを生み出そうと新たなスキルや技術の開発、そして職人技の向上を続ける才能ある職人たちを、何世代にもわたり育んできました。スイス・ジュラ山脈に抱かれたジュウ渓谷で、マニュファクチュールが受け継いできた職人技と先進的なスピリットが込められた、デザインや技術の粋を極めた数々の厳選されたマスターピースが制作されています。実現可能な境界を押し進め、創造的な世界の間に橋を架けるオーデマ ピゲは常に新たな地平に向かって進み、その精神にインスパイアされたコミュニティを作り出してきました。