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デジタルコントローラーの製作

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今回のコントローラーはワンダーキットの温度センサー2(3990円)
を使ったペルチェコントローラーを作ってみました。
このキットはマイコンPIC16F84を使い0~70℃の温度設定を1℃単位で設定でき
出力はリレー制御になっており、モードとして設定温度より高くなるとON
(COOL)設定温度より低くなるとON(HOT)の切り替えができます。
ようするにこれ一台でヒーター用のサーモとファン用の逆サーモになります

アップロードファイル 97-1.jpg

ケースと電源は別途販売です。

早速組み立て、フロントパネルをスモークのアクリル板で加工しました。

アップロードファイル 97-2.jpg

ケースがすこし小さかったので今回リレーを使わないので基板をカットして
むりやり収めて有ります。
調整もいたって簡単で温度調整用のボリュウムを回して温度表示を外気温に
合わせるだけです。
このキットのボリュウムだと4℃位しか変化しなかったのでボリュムと関連した
抵抗の値を変更して10℃位変化するように変更しました。

アップロードファイル 97-3.jpg

このキットとペルチェユニットの制御に使う逆電流回路を組み込みました
ここでこのキットの出力がTTLの出力なので、トランジスターC1815を使い
オープンコレクター出力に変換して逆電流回路を制御してます。

アップロードファイル 97-4.jpg

以上で取り敢えず動くまでの回路は組み上りましたが、
実際の運転(HOTとCOOL)の切り替えは
1 パネル面のモードを切り替える
2 逆電流回路の制御端子(HOT、COOL)端子を切り替える
の2動作になります。
この切り替えは、年に1回しか切り替えないんで今回は良しとして
早速ランニングテストしてみました
こちらの水槽は会社のカウンター水槽45Cm変形水槽でOT-60に80Wの
ペルチェユニットを積んでます。

アップロードファイル 97-5.jpg

このキットはヒステリシスの調整を0~3℃の範囲で調整できますが
最初0℃の設定でランニングさせたら設定温度でチョコチョコ作動するので
現在はヒステリシスの調整を1℃の設定にして有ります。
簡単言うと設定温度26℃の時、27℃になると冷やし始め25℃になると止まる
設定です。
以前秋月電子のペルチェ温度制御回路のキットを作りましたが、こちらの方が
扱いやすくて値段的にも安いので好いかもしれません。

コメント一覧

マッキー 2007年08月18日(土)15時53分 編集・削除

中味はさっぱり理解できませんが、すごいということだけはわかりましたよ(笑)
以前ご相談したような大容量水槽(30H~60cm)に向くようだと良いんですが・・・。

トロン 2007年08月19日(日)22時29分 編集・削除

僕もまったく、理解できませんでした。
性能はわかったのですが、システムは・・・?
すべてブラックボックス状態です(笑)

海老太郎 2007年08月21日(火)18時30分 編集・削除

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■マッキーさん
今のところ30Cが限界ですね
それにこの猛暑気温-5℃位が限界なんで
とても追いつきません
コントローラはケースが大きくなりましたが
見た目はいくらかいいかな

■トロンさん
見た目はそれっぽいんですが、フルオートじゃ
無いんでまだ改造の余地が有るんですが
基本的にはペルチェユニットは同じものを使っているんで
性能は変わりません。