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トゥールビヨンのワルツ。ブレゲ「トラディション トゥールビヨン・フュゼ 7047」

アブラアン-ルイ・ブレゲスーパーコピー時計によってトゥールビヨンが発明された日に合わせ、ブレゲが2022年の新作として「トラディション」コレクションの新しいモデル「トラディション トゥールビヨン・フュゼ 7047」を披露しました。この高精度時計は力強い色調に彩られ、過去から現在まで人々を最も魅了してきたコンプリケーションのひとつ、トゥールビヨンを一段と引き立てています。

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今回のモデルでは、フュゼ(鎖引き)トゥールビヨンの機構をブルーにカラーリングし、ビジュアルに統一感をもたせるために、部品全体にさまざまな処理が施されています。トゥールビヨンのキャリッジとダイヤルはブルーで覆われ、フュゼのチェーンもまた、熱処理でブルーに仕上げられています。2022年5月発表のモデル「トラディション レトログラード デイト 7597」により同コレクションで新たに用いられた、ブルーとアンスラサイトカラーのコントラストがエレガントな表情を醸す美的なデザインがこのモデルにも取り入れられました。

BREGUET(ブレゲ) 2022新作 トゥールビヨンのワルツ。ブレゲ「トラディション トゥールビヨン・フュゼ 7047」
伝説のコンプリケーション

 トゥールビヨンが考案されたのは、それが必要だったからです。18世紀当時、装身具の一種であった懐中時計は、紳士が身に着けるベストのポケットに常に縦の姿勢で収められ、そのことによって精度の欠如が生じました。アブラアン-ルイ・ブレゲはこの問題に挑み、彼が初めて製作したトゥールビヨンに対して1801年6月26日に特許が認可されました。トゥールビヨンはそれ以来、最上の時計を愛好する者たちの間で常に最も称賛されるコンプリケーションのひとつになりました。それは、時計の核心部を露わに見せているからです。

 新しい「トラディション トゥールビヨン・フュゼ 7047」には、フュゼ・チェーン・トランスミッション(鎖引き伝達機構)が組み込まれています。その特徴は、主ゼンマイの巻き上げ量にかかわらず、一定の動力(コンスタントフォース)を供給しながら、時計に規則正しい歩度がもたらされるように最適化することにあります。

 時計の主ゼンマイが完全に巻き上げられると、主ゼンマイの力が最大になり、チェーンはフュゼ(円錐滑車)の最上層、つまり最も直径の小さいところまで巻き付いています。主ゼンマイが解けるにしたがい、チェーンは最上部から離れ、順に下側の直径の大きい層へと移り、最低部まで降りてきます。その結果、コンスタントフォースが供給されるのです。

 ブレゲの代表的なデザイン・コードを余すところなく表現しながら、現代的な感覚を明確に打ち出した新しい「トラディション トゥールビヨン・フュゼ 7047」は、ゴールド製のオフセンターダイアルに施されたギヨシェ彫りの「クル・ド・パリ」模様や、伝統的なローマ数字、穴が開いたモチーフを先端に戴くブレゲ針など、メゾンのシグネチャーが取り入れられています。そして、このモデルにインスピレーションを与えた時計と同じく、ダイヤルは3本のネジで固定されています。

BREGUET(ブレゲ) 2022新作 トゥールビヨンのワルツ。ブレゲ「トラディション トゥールビヨン・フュゼ 7047」
ムーブメント

 プラチナによる直径41㎜のケースで時を刻むのはキャリバー569です。ロジウム加工が施されたこのムーブメントは、手巻で、542個の部品から成り、インバーテッド・レバー脱進機とシリコン製アンクルが備わります。シリコン素材はブレゲひげゼンマイにも使用されています。シリコンには、腐食や摩耗への耐性、磁場の影響を受けないこと、優れた計時精度などを含む、さまざまな特性が備わります。「トラディション トゥールビヨン・フュゼ 7047」は、テンプ振動数2.5Hzで、50時間のパワーリザーブが備わります。


トラディション コレクション

 伝統と現代性との融合をテーマにして2005年に誕生した「トラディション」コレクションは、ダイヤル側からムーブメントのあらゆる機構が眺められるブランド初のシリーズで、そこに「スースクリプション」や「モントレ・ア・タクト」といった懐中時計からの着想がはっきり見て取れます。1797年に発表された「スースクリプション」ウォッチには、時と分を読み取る1本の針のみが備わっていました。ミニマムなデザインで洗練を極めたこの時計のコンセプトと同様に、注文時に価格の4分の1を前払いするという販売方法も当時としては奇抜なものでした。

 アブラアン-ルイ・ブレゲは、これと同じキャリバーを使って最初の「モントレ・ア・タクト」をデザインし、1年後のフランス工業博で発表しました。当時は、不十分な照明ものとでダイヤルの時刻を読み取るのは困難でした。また社交の場では、自分の時計で時刻を確認する行為がマナー違反だと考えられていました。そこで、ブレゲ創業者のアブラアン-ルイ・ブレゲは、ポケットから時計を取り出さずに、手で触って時刻を読み取ることができるモデルを考案しました。ケースの外側に取り付けられた矢印(時針)に触れ、針の位置をケースバンドに取り付けられた突起(アワーマーカー)と比較するだけで、時刻の確認ができたのです。

 この「トラディション トゥールビヨン・フュゼ 7047」のように、現在の「トラディション」コレクションは、コントラストを成す要素や現代的な手法を使ってブレゲのデザイン・コードを時計に取り入れています。また、この時計には、ブルーのアリゲーターレザーストラップとトリプルブレードのプラチナ製デプロワイヤントバックルが組み合わされています。

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Tradition Tourbillon Fusée 7047
トラディション トゥールビヨン・フュゼ 7047
Ref:7047PT/1Y/9ZU
ケース径:41mm
ケース厚:16mm
ケース素材:プラチナ
防水性:3気圧(30m)
ストラップ:ミッドナイトブルー アリゲーター
スーパーコピー時計ムーブメント:手巻、Cal.569、50時間パワーリザーブ、毎時18,000振動(2.5Hz)
仕様:時・分表示、フュゼ(鎖引き)トゥールビヨン、オフセンターに配置されたブルー仕上げゴールド製ダイヤル(手彫りギヨシェ模様)
価格:23,276,000 円(税込)

ジャガー・ルクルト「レベルソ・トリビュート・エナメル - 葛飾北斎『木曽路ノ奥阿弥陀ヶ瀧』」を日本先行発表。伊勢丹 新宿店にてポップアップイベント開催

日本で最も有名な19世紀の芸術家へのオマージュ

アジア芸術に捧げるオマージュの最新作として、ジャガー・ルクルトスーパーコピー 代引きが19世紀の日本の巨匠である葛飾北斎の作品に敬意を表し、レベルソ・トリビュート・エナメル - 葛飾北斎『木曽路ノ奥阿弥陀ヶ瀧』を発表しました。新しいタイムピースのケースの裏側には、北斎が1833~1834年に制作した8枚組の木版画『諸国瀧廻り』の中の最も有名な作品『木曽路ノ奥阿弥陀ヶ瀧』が手作業によるエナメル細密画で複製されています。

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およそ2000年に渡り、アジアとヨーロッパの双方向の文化交流は、東洋と西洋のあらゆる芸術形態に深い影響を与えてきました。新しいレベルソは、ジャガー・ルクルトがその歴史を通して行ってきた東洋と西洋の芸術の伝統を交流させることを受け継ぎます。ケースの裏側に施されたこの木版画芸術への素晴らしいトリビュートを引き立てるダイヤルには、ギョーシェ装飾とグラン・フー・エナメルという西洋の伝統的技巧が施されています。


日本の偉大な巨匠を讃える

 19世紀、葛飾北斎は革新的な主題、色、構図を用いて、木版画の古い慣習を大衆的で社会的地位の“低い”芸術から高い芸術様式へと押し上げたほんの一握りの日本の芸術家の一人です。北斎が70代の頃に制作した『瀧』シリーズは、多くの美術史家に史上最高の風景画であると考えられています。このシリーズの中で最も有名な『木曽路ノ奥阿弥陀ヶ瀧』には、北斎が魅了された流れ落ちる水の力強さや雄大な地形が表現されており、中段では小人のような男性たちが滝のすぐ近くで一休みしています。

JAEGER-LECOULTRE(ジャガー・ルクルト) 2022新作 ジャガー・ルクルト「レベルソ・トリビュート・エナメル - 葛飾北斎『木曽路ノ奥阿弥陀ヶ瀧』」を日本先行発表。伊勢丹 新宿店にてポップアップイベント開催
精度と芸術性を備えた作品

 オリジナルの10分の1のサイズよりも小さい、わずか3cm²の面に、北斎の原画の力強さを消すことなくそのディテールを忠実に再現するため、ジャガー・ルクルトの熟練の職人たちは、構図のあらゆるディテールを縮小化して完璧に模倣するだけでなく、エナメル加工とは全く異なる特殊効果である木版画技法による錯覚を作り出す必要がありました。これを実現するために、エナメル職人は、北斎の作品の特徴である鮮やかなブルーとイエローを再現しつつ、紙に刷ったオリジナル作品に見られる微妙なニュアンスと徐々に変化する色の独特なぼかし効果を再現するという特殊な技巧を開発しました。800℃で焼成を12~15回繰り返す作業など、何週間にもわたる70時間以上の作業であり、慎重に計画された多くの段階で構成される工程です。

 ファセット加工が施された植字インデックスとドーフィン針を配したレベルソ・トリビュートのダイヤルのシンプルさが、その装飾の美しさを最大限に引き立てています。ケース裏面の細密画を引き立てるこのダイヤルは、ギョーシェ彫りのひし形パターンで装飾されており、このパターンのテクスチャーを濃いグリーンの半透明なグラン・フー・エナメルがより一層魅力的にします。

JAEGER-LECOULTRE(ジャガー・ルクルト) 2022新作 ジャガー・ルクルト「レベルソ・トリビュート・エナメル - 葛飾北斎『木曽路ノ奥阿弥陀ヶ瀧』」を日本先行発表。伊勢丹 新宿店にてポップアップイベント開催
 このひし形パターンは1世紀前の旋盤を使用して手作業で作られ、卓越した器用さや技術が必要です。ひし形パターンは60本の線で構成されており、この線を1本彫るためには、慎重に計算された角度でダイヤルのプレートを持ち、旋盤で3回加工する必要があります。加工は全部で600回行われます。旋盤で加工する際には、線をすっきり刻み込み、パターンが完璧に対称となるよう、プレートを同じ角度で正確に保持する必要があります。この工程だけでも、約4時間を要する高い集中力が求められる作業です。その後、半透明なエナメルを少なくとも6層重ねます。各エナメル層を焼成する必要があり、1週間以上が必要となります。エナメル加工完了後、最後の難関である無傷でのインデックスの取付け(エナメルの手つかずの表面に小さな穴をあける)と、レールウェイミニッツトラックの転写が行われます。

 マニュファクチュールのメティエ・ラール®(希少なクラフトマンシップ)工房で働く職人たちの卓越した芸術性と技巧を証明する、新しいレベルソ・トリビュート・エナメル - 葛飾北斎『木曽路ノ奥阿弥陀ヶ瀧』は、ジャガー・ルクルトの芸術と文化の世界に対するビジョンを体現しています。このモデルは、北斎にオマージュを捧げる「レベルソ・トリビュート・エナメル」タイムピース3部作の3作目のモデルとなります。他の2作は、北斎の『富獄三十六景』『瀧』シリーズからの複製であり、2021年に発表された『下野黒髪山きりふりの滝』と、2018年に発表された彼の最も有名な作品の複製である『神奈川沖浪裏』です。

「レベルソ ストーリー since 1931」イベント開催

 レベルソ・トリビュート・エナメル - 葛飾北斎『木曽路ノ奥阿弥陀ヶ瀧』の発表の場も兼ね、2022年7月6日(水)~12日(火)の期間中、伊勢丹 新宿店のザ・ステージにて「レベルソ ストーリー since 1931」イベントも開催されます。レベルソ・トリビュート・エナメルの北斎シリーズのグローバルに先駆けて新作発表、伊勢丹新宿店にて先行販売となるほか、複雑機構や、宝飾ウォッチも含め、レベルソのアーカイブも展示、会期中は日本で唯一の手彫りエングレーバーとジャガー・ルクルト専任のウォッチ・メーカーにおけるウォッチディスカバリー(ムーブメントの分解・組み立て)の実演も実施されます。

開催期間:2022年7月6日(水)~12日(火)
開催会場:〒160-0022 東京都新宿区新宿3-14-1
     伊勢丹 新宿店 ザ・ステージ

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REVERSO TRIBUTE ENAMEL HOKUSAI
レベルソ・トリビュート・エナメル - 葛飾北斎『木曽路ノ奥阿弥陀ヶ瀧』
Ref:Q39334T3
ケースサイズ:45.50×27.40mm
ケース厚:9.73mm
ケース素材:ホワイトゴールド
防水性:3気圧
ストラップ:ブラックアリゲーター
スーパーコピー 代引きムーブメント:手巻き、Cal.822/2(ジャガー・ルクルト製)、42時間パワーリザーブ
仕様:時・分表示、ひし形パターンのギョーシェ彫りに半透明なグラン・フー・エナメル ダイヤル、ケースバックに細密画で葛飾北斎の『木曽路ノ奥阿弥陀ヶ瀧』を再現
限定:10本
価格:95,000ユーロ(税抜)